上田商店

上田商店

6次産業化認定事業者
住所 三重県志摩市阿児町安乗1076-2
TEL 0599-47-3517
【自社HPはこちらから】
志摩地方の海女や漁師のおやつ、干し芋「きんこ」。上田商店では原料であるハヤト芋から自社生産しており、芋本来の甘さを大切にし独自の製法で製造しております。

上田商店の歴史

昭和29年 創業者である上田友治が、雑貨屋を開いたのが上田商店の始まりでした。 その後、昭和49年に息子である久和が店主となり、当時一般家庭で作られていた冬の名産品「きんこ」の商品化にむけて研究を始めました。 「家庭のおやつ」ではなく、「商品」として製造し志摩地域以外の方にも食べてもらいたい―。 この思いから、上田商店のきんこ作りがスタートしました。
三重県でも南部に位置する志摩市。 上田商店のある安乗地区は、岬特有の寒風がふきますが気候は冬でも比較的温暖です。 この温暖な志摩で、なおかつ水分量の多い「煮切干製法」の干し芋を衛生的にたくさん作る不可能な現実に店主は直面したのでした。

生産当初は幾度となく失敗を繰り返してきました。 しかし店主はあきらめませんでした。 度重なる失敗と向き合い、その失敗を糧に1から学びなおし、ひとつひとつの工程を改良、改善しました。 そして、安定生産を可能にするために設備の導入をしました。

こうして、はじめて「おやつ」でなく「商品」として温暖な志摩の地で、煮切干製法の干し芋を量産できる体制が整いました。昭和55年の事でした。

その後、県内外の市場を中心に出荷がはじまり全国の皆さんにお届けできるようになりました。 そんな店主の口癖は「日進月歩」。まだまだ現状で満足していません。 常に食の安全を、さらにいい商品を作りたいと考えております。(現在当商店では、商品名を「きんこ芋」としております。)

製法のこだわり

上田こだわりの「煮切り干し」

当店のきんこ芋・ぎんこ芋はすべて、「煮切り干し製法」で製造しております。この製法は、さつまいもを煮て・切って・干しあげる全国でもほとんど残っていない伝統的な干し芋製法です。蒸し切り干し製法が主となった現在、煮切り干し製法で作る干し芋は非常に珍しく希少なものとなっております。

灯台カフェ

上田商店・安乗灯台直売所

【平 日】10時~16時
【土日祝】9時30分~16時
※火曜日が祝日の場合は、水曜日が代休となります

カフェ(スイーツ)

●芋蜜のパフェソフト
●芋蜜のムースプリン(プレーン・抹茶・ベリー)
●季節の芋蜜ムースプリン
●芋蜜のロールケーキ1カット
●きんこ芋のバター焼き
※メニューは変更になる場合がございます

商品の紹介

特選丸干しきんこ芋

当店のきんこ芋には砂糖を一切使用しておりません。お芋本来の甘さを引きだすように、ひとつひとつ丁寧に製造し、自然のやさしい甘さに仕上げております。

芋蜜

野菜からとれる糖なので体にも優しく、凝縮された 深い甘みに、ベータカロテン豊富な 隼人芋の香ばしい香りも加わります。 毎朝のヨーグルトに、 バニラアイスにかけてデザートに パンケーキやトーストにシロップとして、さらにはドレッシングや煮物など、お料理にも 幅広くお使いいただけます。

ぎんこ芋の合わせ最中

干し芋の風味が口いっぱいに広がり、最中のさくさく感をお楽しみいただ ける「お手作り最中」です。サクサクのできたて最中をお召し上 がりいただけますように、干し芋餡と最中種を個々に包装してご用意い たしました。 お召し上がりになる直前にお客様で最中をお手作りしていただき、「出来立ての美味しさ」「自分で作る楽しさ」をお楽しみください。

芋蜜のムースプリン

きんこ芋をたっぷり使い、生クリームと牛乳でなめらかに仕上げたプリンに、100 個の芋から250 ミリリットルしか取れない自然の糖蜜「芋蜜しろっぷ」で作ったキャラメルソースを合わせました。クリーミーな食感に干し芋をころころ贅沢に入れたプリンは絶品。

芋蜜のロールケーキ

芋蜜ときんこ芋を純生クリームにたっ ぷり練りこんだ、甘さ控えめの 「芋蜜クリーム」を、ふわふわのスポ ンジで包み込みました。中からごろごろでてくるきんこ芋もポイントです。

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