三重の海藻特集

南北1,088kmに及ぶ長い海岸線を有する三重県。全国有数のリアス式海岸で、岩場で遠浅という恵まれた地形により海藻の種類も豊富です。三重ブランドでも注目の『あおさのり』や『ひじき』などご紹介します。

生産量全国1位『あおさのり』 

全国で「あおさ」または「あおのり」と呼ばれる海藻には、様々な種類があります。三重県で養殖している「あおさ」は正式には「ヒトエグサ」という海藻がほとんどで、「あおさのり」とも呼ばれています。

毎年2月から4月頃、あおさのりを養殖する網が緑色の絨毯を敷き詰めたような風光明媚な風景は、冬の風物詩となるほどです。伊勢志摩サミットの食材として採用されたこともあり、佃煮はもちろん、姿売りの商品やお菓子、加工品など様々な用途で使われています。

三重県のあおさのりは、他県産と比べ成長がよくボリュームがあります。また、漁場が広範囲にわたることから、色目や香りなど漁場ごとのバリエーションも豊富です。生産管理など厳しい条件管理をクリアし、三重ブランドに認定されたものもあります。

≪主な料理方法≫

佃煮、みそ汁、天ぷら、スープ

三重県の特産品販売サイト リージョネット三重では、三重ブランド認定品をはじめあおさの名産地ならではの商品を取り揃えています。

加工品生産量全国1位『ひじき』 

日本で古くから親しまれてきた食品である『ひじき』。現在約90%が輸入物で、国内産は僅か10%ほどです。外国産は養殖物がほとんどですが、国内産はほぼ100%天然物です。

ひじきの種類は、芽ひじきと長ひじきがあります。
芽ひじきはひじきの葉の部分を指し、「米ひじき」、「姫ひじき」とも呼ばれ、長ひじきはひじきの茎の部分で「茎ひじき」とも呼ばれます。

芽ひじきは歯ごたえがあり、しっかりした食感。長ひじきは芽ひじきよりもっちりふわふわとしていて柔らかい口当たりです。

「伊勢ひじき」と地名が付くほど三重県は古くからのひじきの産地です。岩場で遠浅という海藻の生育に最適な環境に加え、伊勢湾と太平洋が混ざり合う激しい潮流に揉まれることで長く、太く、食物繊維の豊富なひじきが育ちます。この地方の加工方法は伊勢製法と呼ばれ、一旦乾燥させてから加熱し、再び乾燥させるのが特徴です。蒸し上げること(蒸煮)で、ひじきの渋みが抜け本来の風味が引き立ちます。

≪主な料理方法≫

煮物、混ぜご飯、サラダ、卵焼き、天ぷら、白和え、酢の物、味噌汁

肉厚なのに柔らか食感『わかめ』 

 『わかめ』は97%が養殖栽培されています。 私たちが口にするのは、葉体、中芯(茎わかめ)、胞子葉(芽株)です。 中芯は「茎わかめ」とよばれ、コリコリした食感で珍味の定番となってます。 胞子葉は「めかぶ」とよばれ、熱を通すと強く粘り、和え物などで使われます。 部位により美味しさもいろいろです。 褐色のわかめは湯通しすることで鮮やかな緑色に変化します。

≪主な料理方法≫

 みそ汁、酢の物、炒め物、煮物、しゃぶしゃぶ、ぬた、サラダ、天ぷら

三重県の特産品販売サイト リージョネット三重では、あおさをはじめ上記で紹介した以外にも、黒ばらのり、あらめなど三重県の豊かな海で獲れた海藻を取り扱っております。

海藻以外にも、誰もが知る名産品から知る人ぞ知る逸品まで、三重の特産品をお探しの際は、リージョネット三重をご利用ください。

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三重ブランドとは
三重県では、豊かな自然や伝統など、地域の特性をいかした生産品・加工品の中から、全国に通じる高い商品力を有するものとその生産者をセットで「三重ブランド」として認定しています。

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